都立江戸川技術専門校の思い出
エクステリア科の記録
私は会社を早期退職し、江戸川技術専門校の「エクステリア科」に入学。
2000年7月から6ヶ月間、植栽やブロック積み等を14名の仲間と一緒に勉強しました。
一人女性の参加があり、笑いありの明るい教室でした。
このページは6ヶ月間の授業内容を写真と共にご紹介してみたいと!
写真の一部に、生徒の皆さんが写っております。
何卒 ご了解いただきたく、よろしくお願い申しあげます。
07年04月から、名称が「東京都立城東職業能力開発センター江戸川校」
「グリーンエクステリア科」に変更されました。HPは、ココ をクリックして下さい。
| 当時のスケジュール | ||
| 時限 | 授業時間 | 休憩 |
| 1〜2 | 09:00〜10:35 | 10分 |
| 3〜4 | 10:45〜12:15 | 45分 |
| 5〜6 | 13:00〜14:30 | 15分 |
| 7〜8 | 14:45〜16:15 | |
| 掃除 | 16:15〜16:30 | |
| 訓練内容の概要 | |||
| 1 | エクステリア概論と安全作業法 | 28h | 教室での講義 |
| 2 | 造園土木作業 | 192h | 四つ目垣・建仁寺垣・石組・植栽・庭木の剪定・など |
| 3 | 外構・アプローチ作業 | 200h | ブロック積み・モルタル塗り・タイル貼り・レンガ積みなど |
| 4 | 測量 | 24h | レベル測量・平板測量など |
| 5 | CAD製図・積算・手形の基礎 | 50h | ワードの基本・植栽の製図・積算方法・手形の話など |

垣根の制作
まず造園の訓練写真から紹介しましょう。
この垣根は、4人一組で制作しました。
L字に作りますが縄の縛り方が難しいですねー。

金閣寺垣の制作
上部の飾りいも結びが上手に縛れません。難しく今ではすっかり忘れました。

銀閣寺垣の制作
日本庭園の制作
造園は、総合美術・感性こそすべて!との講義があった。
また、庭は生き物 5年先を考えて作る必要があると・・・・。
今回は、約4間x5間の庭に「日本庭園」の制作です。
前期の生徒が制作したお庭を片付けてから、準備にかかります。
まず三又(約4mの高さ)を制作し、チエンブロックを取り付けました。
庭に配置する灯篭や石の橋などの設置に必要です。
「玉掛け」の練習もしましたが、石に縄を上手く掛けられません。
すぐに滑って危険です。何事も難しい!
三又を制作後、庭の塀(大津垣)を全員で取り組みます。

大津垣の制作

三又も利用し灯篭もを動かす

やっと設置完了

先生の指導で植木や玉ジャリ

庭園完成
| 庭園と公園 |
日本庭園 平安時代 浄土式庭園 毛越寺・宇治の平等院・浄瑠璃寺 室町時代 枯山水庭園 龍安寺・大仙院 桃山時代 池泉式庭園 醍醐寺三宝院 江戸時代 池泉回遊式庭園 桂離宮・修学院離宮・仙洞御所・六義園 恩賜浜離宮庭園など 西洋庭園 [中世の庭園(4〜14世紀)] スペイン 中庭式の庭園(パティオ) * 庭の中央に池、カナールを配置、タイルなどで舗装 した床に花壇を設置 [イタリアンルネッサンス庭園(14〜16世紀)] イタリア 富裕階層の一般市民が築造したヴィラ(別荘)庭園 * 斜面利用の階段状テラス式庭園、建物の軸線、池線 花壇、噴水、カスケード [フランス式庭園(15〜16世紀)] フランス フランス式平面幾何学式庭園 (アンドル・ル・ノートルが中心となり完成) * 整形式フラットガーデン、ビスタの強調 (自然を完全にマス化) [イギリス式庭園(17〜18世紀)] イギリス 風景式庭園 * 庭園の中に自然の森林や池や小川などを積極的に採用 写実主義的 公園 明治06年 大政官布第16号 浅草寺・寛永寺・増上寺・富岡八幡・飛鳥山 (東京府) 金沢の兼六園・高松の栗林公園 明治21年 市区改正条例 日比谷公園(近代的都市公園として明治36年に一般公開) 大正08年 旧都市計画法 用途地域・風致地区などの規定を設ける 小公園の設置 昭和31年 都市公園法 公園の管理体制が確立される 昭和51年 国営公園制度 都市公園法の改正・国家記念事業 文化遺産の保存・沖縄国際海洋博記念公園 飛鳥歴史公園など |
ブロック積みとモルタル塗り
ブロック積みは、室内の学習である。
はじめに「墨だし」を実施、「地墨」「立てやり方」「水盛り:水平をとる」
「下げ振り:垂直をとる」を実施し、「ブロックの一段目と二段目」の上端を決めた。
モルタルは板の上で二名でスコップを利用し、セメントと砂に水を混ぜ合わせる。
割合は、セメント:1 砂:3 水:0.6で フライアッシュを少々。
スコップは、左手を逆手にとって、二人で調子を合わせて交互に混ぜる。
機械でのモルタル作りは簡単である。

ブロック積みのための「墨だし」は、差し矩で寸法を確認し墨壷で線を引く。

ブロックの積み上げ(上手く並びません)

糸を引いてブロックを並べる

横筋はd10、縦筋はd13を使用しましたが、鉄筋をベンダーで曲げるのも
結束器での作業も難しいものでした。
ブロックの中には、コンクリート(モルタルに砂利が入る)を充填しました。
何とか図面通りにブロックを積みましたが少々曲がっています。
化粧目地の仕上げ 目地部を7〜8mmの深さに堀り清掃する。 化粧目地モルタルは、フライアッシュ1+砂(細め)2+メトローズ *目地ゴテにモルタルを載せて、目地に伸ばす。 *目地の下部に沿ってコテを滑らせながら抑える。 *乾いてから箒などで掃くと綺麗になる。 |



パソコンの勉強
初めてパソコンを前にしました。私もその仲間です。
ワードを習った後、造園の設計ソフトを利用して庭園設計も実施しました。

初めてパソコンを習い文字を打ちました。
測量の勉強
測量は若い女性の先生でしたが、難しいテストがありました。

本格的にな測量
レンガの加工
希望の位置に、たがねで深めの溝を入れて叩くと上手に割れる。
羊羹(レンガを長手に半分に割る)や三角形も容易である。

たがねで筋を入れる

フランス式の積み方

イギリス式の積み方
木工の学習

木工作業の学習
剪定作業
剪定作業は、構内を出て実際の木を利用しの授業であった。
授業修了後、ボランテアで専門校に近い通りの植木を剪定したこともあった。

先生から剪定方法を習う

松の剪定は、5年後を考えて行う。

選定作業の様子
お別れ会と歓迎会
エクステリア科は6ヶ月の勉強である。
我々は10期生であるが、一つの教室をはじめの3ヶ月は9期生と、
残りの3ヶ月は11期生と一緒であった。
もちろん、我々と一緒の授業はなく、先輩の9期生が教室で授業の場合は、
我々10期生は別の教室や屋外での授業であった。
従って、先輩の9期生が修了の時に「お別れ会」
後輩の11期生が入学後「歓迎会」を専門校に近くで開催したのである。

9期生とのお別れ会

11期生との歓迎会
通学はバスで!
毎日一日2回 バスに乗り換えて江戸川へ通った。
JRで通学しても新小岩からバスに乗るため、若干時間がかかるが便利であった。

バスの中から写した江戸川

平成12年12月12日
(この日は定期を使わず、一日乗車券を購入しました)
「十喜和苑の製作」に進む
生徒14名が打ち合わせて製作した作品です。
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公開07年03月25日 制作 大野 巌 更新07年03月31日